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投資家の予期

爆弾は導火線に火がついたことに気づいたら水をかけて消すしかありません。初期消火に失敗すれば爆弾を防ぐことは不可能となるのです。だから投資家は、爆弾を予期したときはできるだけ遠くに逃げようとします。

自分の被害を最小限に食い止める唯一の手段です。他人にかまってはいられない。一連の事件が発覚した2月は、導火線についた火を消す最後のチャンスだった。2月にパニックとなった市場は6月まで、一旦落ち着きを取り戻していた。

中央銀行や金融当局

その間、初期消火すべき使命を負う中央銀行や金融当局は、状況の深刻さに気づいていないどころか、逆に市場が落ち着きを取り戻したことで、市場に蔓延する楽観を懲らしめようと傍観を決め込んでしまいました。

そして、金融市場は8月の悪夢のような17日間へ突入したのです。07年6月12日、ベアー・スターンズは、世界の経済誌と投資系サイトのトップニュースにその名が躍りました。

傘下の2つのヘッジファンドが危機に瀕しているというニュースをウォール・ストリート・ジャーナルが報じたのです。この2つのヘッジファンドは、サブプライム住宅ローンの破綻を報じることによって全世界の経済に影響を与えた。