福祉

利息

福祉国家とは

イギリスの福祉政策

福祉国家とは、政府を中心とした公共部門が、国民の福祉向上のために積極的な介入を行う国を呼称します。

もともと第二次世界大戦中にイギリスのベバレッジを中心にした報告書に由来し、イギリスが「ゆりかごから墓場まで」と呼ばれる政策をとるようになった出発点もそこにあったのです。

皮肉なことにサッチャー首相の登場以降、イギリスはもう福祉国家ではありません。現今のブレア首相率いるイギリス労働党の政策も決して福祉国家をめざしていません。むしろスウェーデンやデンマークのような北欧諸国が福祉国家の典型でなのです。

公共財の提供

ところが本家北欧諸国であっても、時おり福祉国家の行き過ぎ論が政治をゆるがし、見直しが進行したこともあります。

重ねていいますと、アメリカが非福祉国家の典型であり、あとで明らかにするが日本もそれに近いかもしれません。福祉国家の目的はおおまかにいって三つああります。

第一は、民間部門ではなかなか提供できない財やサービスを公共部門が介入することによって提供するものです。典型的には外交、教育、警察、病院、老人ホーム、道路や橋、等の公共財の提供です。